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【12の真実】肩こりの本当の原因
2020.02.03
小顔矯正でご来店いただく方の90%以上が肩こりでも悩まれています。
肩こりの本当の原因は何なのか?
このページではいろんなパターンを
解説していきますので
「肩こりの本当の原因を知りたい!!」っていう人は
このままお読みください。
1、肩こりは肩を揉んだら治るのか?
よくお客様から言われるのが、「もっと肩を揉んでほしい!」です。
なぜ、肩を揉んでほしいのか聞いてみると
「筋肉が硬くなって凝っているから」と言われます。
「そんな当たり前のことを聞くな!」って顔をされる時もありますが
筋肉は揉めば柔らかくなるというのは間違いなんです。
仮に、筋肉を揉んで柔らかくなったとしても
それは一時的に気持ちよかっただけであって
原因が解消されたわけではなく
原因がわかったわけでもない。
2、筋肉が硬くなった理由を突き止めることが重要
せっかく整体を受けに来て、お金を払うのであれば肩を揉むだけではなくて、どういう理由で肩こりになり、どうやったら改善するかまで知りたくはないですか?
肩こりを改善できるセルフケアとしてストレッチがあります。
ストレッチをしていますか?
肩こりのストレッチ一つにしてもやればいいのではなく、肩こりストレッチをやる場所、伸ばす方向などやり方を間違えれば、逆に悪化することもあります。
正しいやり方を簡単にいうと、反動を使わずに筋肉をじわじわ伸ばして、関節の可動域を広げる静的ストレッチを行います。ストレッチというとできるだけ筋肉を伸ばそうとやりがちですが伸ばせばいいというものではありません。
伸ばす強度はあくまで「気持ちのいい程度」で、ここがポイントです。
3、ストレッチだけでは肩こりが改善できない
肩こりのストレッチは硬くなった筋肉の柔軟性を高めるのに有効ですが
その筋肉が硬くなった原因まで取り除いてくれるわけではありません。
その原因が残っている限り
肩こりのストレッチで一時的に筋肉が柔らかくなったとしても
また硬くなりやすく、肩こりが再発しやすくなります。
ストレッチをするべき筋肉としない方がいい筋肉の見極めも大切です。
なぜなら、すでに伸ばされ続けて
弱くなっている筋肉をストレッチしてしまうと
さらに筋肉は弱くなり、肩こりがひどくなる恐れもあります。
4、身体は柔らかいほどいいのか
筋肉や関節の動きが硬いと肩こりの症状は起きやすいですが、
身体は柔らかいほど良いわけではありません。
事実、身体がめちゃくちゃ柔らかい人でも
肩こりで来店される方はたくさんいます。
ここで知っておいて欲しい豆知識ですが、
関節にはモビリティ(可動性)とスタビリティ(安定性)という
正反対の役割があります。
関節が動きすぎて可動性が高まると
安定性を担う筋肉の仕事が増えて
オーバーワークを起こします。
確かにストレッチは筋肉を柔らかくして
関節の可動域を広げる働きがあります。
しかし、必要以上に伸ばしすぎると
筋肉に負担がかかってしまうことを覚えておいてください。
注意:5、運動前の静的ストレッチは絶対に避けてください
筋肉と関節の可動性がストレッチによって高まりすぎると
動きの支点が定まらなくなり、
正確なモーションと大きなパワーが出せなくなります。
一昔前までは「運動前にはストレッチをしましょう!」と
言われていましたが今は絶対にしないでください。
同じように日常生活で動きの支点を作るうえでは、
筋肉にも関節にも適度な硬さ、安定性があった方が良いし
肩こりの予防につながります。
6、姿勢を改善すれば肩こりはなくなるのか
姿勢が悪く、猫背姿勢がクセになると
いつも同じ筋肉にストレスがかかり、
慢性的な肩こりになりやすいです。
スーパーモデルのような綺麗な立ち方、歩き方をしていても
肩こりが解消されるわけではありません。
僕の今までの経験でも正しい姿勢に矯正しても
肩こりが改善されるのは7割くらいで、
残りの3割は姿勢が改善しても
肩こりがなくなるまでには至りません。
それは肩こりの原因として姿勢以外にも
肩こりや肩の痛みを招く原因は
いろいろ考えられるからです。
一般的に真横から見たときに
耳、肩、股関節、外踝(そとくるぶし)までの直線が
床と垂直になり、正面から見たときに
全て左右対称になるのが理想的な姿勢と言えます。
7、弱い筋肉は筋トレで鍛えた方が良いのか
最近は整体とトレーニングを
一緒に提供しているお店が増えてきました。
お店選びも慎重になった方がいいでしょう。
結論から言うと
疲れた筋肉を鍛えるのは逆効果です。
身体に硬い筋肉と弱い筋肉があり、
筋力バランスが崩れると肩こりが引き起こされます。
トレーニングジムやパーソナルトレーニングのお店では、「硬い筋肉はストレッチで伸ばして柔らかくし、弱い筋肉は筋トレで鍛えて強くするべき」と言われることがあります。
本当でしょうか?
確かにそう言われればそう思ってしまいそうですが
ここからが重要です。
弱い筋肉を無理に鍛えようとすると
肩こりがひどくなる場合があります。
弱い筋肉は、必ずしも本当に弱いわけではない。
なぜなら、その筋肉が頑張りすぎて
疲れが溜まっているだけの場合もあります。
そこに負荷をかけて鍛えようとするのは
オーバーワークで疲れている従業員に
残業を強いるようなものです。
筋肉が強くなる前に疲弊してしまい、
肩こりや肩の痛みが強くなる恐れもあります。
どこをストレッチし、どこを鍛えるべきなのか
しっかり見極めないといけないでしょう。
8、肩こりは枕の高さが原因なのか
旅行先で慣れない枕で寝たときに、
肩こりや肩の痛みがひどくなっていることがある。
肩こりには枕の影響はあるかもしれない。
ただ、枕の高さを変えれば
肩こりの人全てが解消されるわけではない。
どの枕が合うかは人それぞれで
楽な姿勢が取れる枕を選ぶべきです。
例えば寝返りが多いかどうかでも変わる。
寝返りが多い人は寝返りしやすいように
硬めのベッドを選ぶと良い。
枕ではなく、ベッドも重要な役割を果たします。
逆に寝返りが少ない人は柔らかめのベッドが良いです。
肩こりとなると枕に原因があると思われがちですが、
枕の高さを変えても変化がない人は
ベッドの硬さにも注意してとセットで考えてみてください。
硬めのベッドは沈み込みが少ないのでやや高めの枕で
柔らかめのベッドの場合は沈み込みが大きいので
低めの枕が合いやすいです。
自分の寝返りの頻度によってベッドと枕を選ぶようにしましょう。
注意:9、筆圧が強い人は肩こりになりやすい
肩こりの原因は肩だけにあるとは限らない。
手や腕のコリや使いすぎが肩こりに繋がることもある。
普段、自分では気づかないストレスなどが原因で
無意識のうちにペンを持つ手に力が入り、
手や腕が緊張してしまっています。
デスクワークなどでパソコン作業をしている人も同じです。
画面をじーっと見つめていることで
目の周りや肩、キーボードを打つ同じ姿勢を続けることで
全身が緊張状態になる。
筋肉の緊張が高まり自分で肩こりを
ひどくしてしまっているケースなので注意してみてください。
10、四十肩、五十肩は年齢のせいなのか
四十肩、五十肩は俗称。
正式な名前は「肩関節周囲炎」と呼ばれ、
肩関節の筋肉の腱や関節を包む関節包などで起こる
炎症から痛みが発生します。
いつも同じ筋肉や関節に負担をかけ続けると、
その刺激で炎症が起こりやすい。
肩関節周囲炎は使い過ぎから起こります。
歳をとるにつれて起こりやすいのですが、
最近では20代、30代で発生するケースもある。
肩関節周囲炎はもともと、
肩周りの連携が乱れることから始まります。
肩甲骨、肩関節、胸郭の3つが
連携して動きます。
肩甲骨や胸郭の動きがスムーズでないと
肩関節がオーバーワークになり負荷が集中します。
その時に起こる炎症から四十肩、五十肩を招きます。
肩甲骨、肩関節、胸郭が連携して滑らかに動けば
40代、50代でも四十肩、五十肩は避けることができます。
一昔前までは五十肩だけで、四十肩という言葉はありませんでした。
しかし近年、スマホなどが原因で肩こりの人が増え、
全国に2800人程度いるとされています。
そのうち二十肩、三十肩という言葉も
一般的になってくるかもしれませんね。
11、湿布やマッサージの効果はどうなのか
肩こりや肩に痛みがあると
湿布やマッサージに頼るという人は多い。
実際に僕のサロンでも
「今までマッサージに通っていました」
「湿布を貼って我慢していました」
という人が多い。
湿布もマッサージも気持ちがいいですが
その効果はその場限りで持続はしません。
あくまで対症療法であり、肩こりの悩みを
根本から解決してくれるわけではない。
むしろマッサージをやりすぎた人は肩こりが悪化し、
頭痛や吐き気を起こす恐れもあります。
マッサージの場合は必要以上に
緩めてはいけない筋肉を緩めすぎると
肩こりや痛みがさらにひどくなります。
なぜ緩めすぎないほうがいいのか?
それは身体を重力に対して支えている
杭重力筋(建物の支柱のような存在)が
マッサージで緩みすぎると身体の安定を保つために
他の筋肉が頑張らないといけなくなり、
オーバーワークとなりコリや痛みを発生させてしまいます。
本当の原因:12、何気ない「動きのクセ」
肩こりを引き起こす最大の要因はなに?
それは生活習慣から起こる間違った動きのパターンです。
肩の関節と肩甲骨には運動パターンがあり、
腕(上腕)と肩甲骨は決められた割合で
動くようになっています。
猫背で肩甲骨の動きが悪くなると腕の負担が増えて、
肩関節周りのコリにつながります。
同じようなことが腰にも起こります。
腰の腰椎と骨盤と股関節。
この3つにも運動パターンがあり協力しあっています。
座っている時間が長いと股関節の動きが悪くなり、
腰椎と骨盤にストレスがかかり
腰痛の引き金になります。
また肩こりと腰痛のどちらにも関係しているのが
ちょうど真ん中にある胸椎。
胸椎の動きが悪いと肩にも腰にも負担がかかるので
肩こりと腰痛が一緒に起こりやすいです。
もちろん他にも様々な要因が
合わさって複雑化している
ケースもあります。
デスクワーク中心の生活で運動不足な人は
正しい運動パターンを体にインプットし
コリや痛みをなくす生活を送りましょう。
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